[ 2011-04-06 ]
Q: EWI USBが認識されない(本体のLEDが点灯しない)
A: ケース1:EWI USBの金属部分に触れたままUSBケーブルで接続している。
EWI USBはパソコンとUSBケーブルで接続された時に、ノートキー、オクターブ・ローラ、プレートなど各センサのキャリブレーション(感度調整)を数秒間行います。その際、金属パーツで構成された上記のセンサ部に触れてしまう事で正常にキャリブレーションすることができず、パソコン側から認識することが出来ない状態になります。USBケーブルを接続する際は、EWI USBのプラスチック部分(先端の部分など)を持ちながら金属部分には触れない様にしてケーブル接続して下さい。
A: ケース2:USBハブを介して接続している。
パソコン本体にあるUSB端子に直接接続して下さい。
Q: 演奏(ARIAのサウンド)が遅れて聴こえる
A: ARIAのバッファー設定(Buffer Size)を小さくしてみましょう。
音をデジタル処理する際に発生する遅延(レーテンシィ)の問題です。ARIAのBuffer Size(バッファサイズ)を調整して回避します。
また、ARIA以外にも、お使いのサウンドカードやオーディオ・インターフェイスのバッファサイズを個別で調整する必要があるかもしれません。その際はお使いの機材の取扱説明書も参照いただき、ご設定下さい。
※ Buffer Sizeを小さくしすぎると発音のレスポンスが良くなる反面、発音中にノイズが割り込んでくる場合があります。これはARIAに限らず一般的なソフトウェア音源すべてにおける現象で、主にお使いのパソコンに搭載されたCPUやサウンドカード(オーディオ・インターフェイス)の処理能力に起因するものです。Buffer Sizeの数値を大きくする事でこのノイズは回避されますが、ここでの問題である「遅れ(レーテンシィ)」を再び生む原因となります。可能なかぎり、高速なCPUが搭載されたパソコンと、音楽制作に適したサウンドカードやオーディオインターフェイスをご使用される事をお勧めいたします。
Windowsで、コンピュータ内蔵(付属)のスピーカを使用した際のレイテンシィを改善するには、汎用のASIOドライバ(ASIO4ALLなど)を使うことである程度改善できます。ASIO4ALLの設定は「EWI-USBソフトウエア(ARIA)とASIO4ALL(PDF・約2.3MB)」をお読みください。
Q: 演奏中にノイズが割り込んで聴こえてくる
A: ARIAのバッファ設定(Buffer Size)や、サウンド・カード(オーディオインターフェイス)側のバッファを大きくしましょう。
バッファの数値を少しずつ大きくし、ノイズが発生しない値まで調整しましょう。ただし「Buffer Size」を大きくしていくことで、少しずつ実際の発音が遅れていきます。これはARIAに限らず一般的なソフトウェア音源すべてにおける現象で、主にお使いのパソコンに搭載されたCPUやサウンドカード(オーディオ・インターフェイス)の処理能力に起因するものです。Buffer Sizeの数値を大きくしていく事でこのノイズは回避されますが、発音の際の「遅れ(レーテンシィ)」を生む原因となります。この現象は上の「Q: 演奏(ARIAのサウンド)が遅れて聴こえる」と関連の深い部分です。可能なかぎり、高速なCPUが搭載されたパソコンと、音楽制作に適したサウンドカードやオーディオインターフェイスをご使用される事をお勧めいたします。
Q: "ARIA"インストール後、エラーが出て起動しない(Windows)
A: ユーザ・アカウント名に全角文字が使用されている場合に発生します。
半角英数文字の名前の新規ユーザアカウントを作成してご使用下さい。
Q: EWI USBが"ARIA"で認識されない(Windows)
A: USBオーディオ・デバイスで他のデバイスが優先されている可能性があります。
USBオーディオデバイスとして、WEBカメラなど他のデバイスが優先されている可能性があります。デバイスマネージャでUSBオーディオデバイスがEWI-USB以外に存在するか確認してください。もし存在していれば、デバイスのアンインストールを行ってください。